愛知県西尾市の佐久島しおさい学校から、中学3年生の生徒さんたちが金沢に修学旅行にいらっしゃいました
町家に泊まりたい、という希望で、旅行会社を通じて蒼風庵にご予約いただきました
コロナ禍で当初の予定が延期となり、また、宿内には風呂とトイレが1箇所しかないことなど、いくつかクリアしなければならないことがありましたが、何度かの打ち合わせを経て、無事、金沢に到着!
金沢散策と島にはない町家での滞在を楽しんでもらいました!
到着式では宿前に全員整列して、生徒会長さんから挨拶をいただきました
はきはきと立派な挨拶で、こちらの方が緊張してしまいました
散策に出かける前に、金沢の郷土料理について調べている、という生徒さんから質問を受けました
紹介した治部煮を含むメニューを翌日食べる予定でいると聞いて、よく事前準備をしているなと感心しました
そして、休憩時間に宿に置いてある簡易三味線を手に取って、あっという間に1曲弾いてしまったのには驚きました
夕方からはあいにくの雨模様でしたが、金沢駅の鼓門前で写真撮影するなど、計画通りに行動できたようで、ほっとしました
翌朝、出発式の挨拶で宿で一番印象に残ったことを話してくれました
それは、お風呂の壁が板張りだったことだそうです
今回の金沢と福井を巡る修学旅行で、みんなは島の暮らしとの違いをあれこれ気づいたことと思います
小さなころから毎日一緒に過ごしていてとても仲良しの5人ですが、中学を卒業したら島を離れてばらばらになるそうです
きっと、島の良さに気づいてまた島に戻っていくのだろうな、と思うすてきな中学生たちでした
蒼風庵は一棟貸し切りですので、お泊まりの方のご希望に沿えるよう、できるだけの準備をいたします
また、金沢育ちで元小学校教員の女将が、金沢についてお客様の疑問にできるだけお答えします