金沢で人気の観光地"ひがし茶屋街”のほど近くにある、加賀友禅作家中西淑子さんのアトリエ「淑々庵」で、友禅の手描きハンカチをつくりませんか
友禅染って何??
絵なんて描けない…
難しそう…
と思うあなたも大丈夫!
友禅作家中西淑子とTABITAIKENの経験豊富な自然案内人が、分かりやすくていねいにあなたをサポートします
加賀友禅の特色のひとつは、自然を写しとった図案にあります
そこで、まず、モチーフになる草花を探しに、浅野川のほとりからアトリエに向けて歩きます
自然案内人と一緒に歩くと、家々が並ぶすぐ近くに昔ながらの豊かな自然があることに驚くでしょう
途中で町の歴史の話を聞いたり、見つけた木の実を食べたりすることができるかもしれません
アトリエに着いたら、友禅染の工程を一通り見ることができます
実際の道具を間近で見ることはとても興味深いことです
それから、摘み取ってきた草花をデッサンします
実際に描くのは10㎝四方ほどの小さな図案です
迷ったらいくつかの例とアドバイスが参考になります
あまり細かくなりすぎないように、デフォルメしたほうが描きやすくなります
ハンカチに下絵を写したら糊置きです
色を塗りたいところの輪郭を糊でなぞって、染料がはみ出さないようにします
葉脈など、色をつけずに白くしておきたいところも糊をふせておきます
これがたいていの人にとって一番難しい工程です
針の先より細い口金から糸目糊といわれる糊を絞り出す感覚は独特です
焦らずゆっくり、糊は詰まりやすいので、口金の先を拭いながら置いていくと良いようです
彩色は自由です
発色のよい染料は、混色して好きな色にすることもできます
薄い色の上に濃い色を少し重ねてぼかすと、友禅らしさが増します
筆を返しながら塗って色を何度か塗り重ねると、鮮やかになります
最後に水で洗って糊を落とします
できたハンカチはお持ち帰り…使わずに大切に飾っておきたくなりそうです!
途中休憩でお茶とお菓子でひと息ついて、この工程を4時間ほどの半日コースで体験します
≪加賀友禅のこころにふれる 体験・選べる夕食付きプラン≫
夕食は、アトリエ近くの3店からお選びいただけます
「くりゑンテkawabata」 「蕎味 櫂」 「居酒屋 空海」
いずれも東山界隈でたいへん人気のお店です
このプラン、金沢ならではの伝統工芸にふれるだけではなく、食もたいへんおすすめ!!
まさに‶五感にごちそう”特別プランです