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古地図で見る蒼風庵の立地~加賀藩武家屋敷跡


友人から江戸期の加賀藩城下の地図をいただきました

といっても昭和の時代の複製品ですが、道の並びから、現在の町と重ねてみることができます

 

黄色く塗られた通りには、南町や上堤町、十間町の文字が見えます

甚右ヱ門坂御門は現在一般には通行できませんが、お城の中に金沢大学が

あったころは、自由に通ることができた坂です

西丁口御門は、現在では黒門と呼ばれています

金沢城公園の出入り口のひとつです

 

2枚目の写真で赤く囲った金谷御門

これは、藩主の家族のプライベートな屋敷である金谷御殿に通じる門

先日復元公開された鼠多門です

 

地図上で青く塗られているところ

細くうねって続いているのは城を巡る堀です

町割りに沿って四角く塗られているのは町人町です

そして、四角く囲って名前を書いてあるのが武士町、武家屋敷や神社仏閣です

 

蒼風庵の場所はというと

栂という名字が見えます

お武家様の屋敷跡です

道を挟んだお城側はご算用場

その先には東照宮(現在の尾﨑神社)の神護寺も確認できます

 

ん~もしかして

殿様が通ったかも・・・

いや、一旦お城にことがあれば、真っ先に馳せ参じなければならない・・・

想像がふくらみます

 

 

この立地ですから、金沢城公園も兼六園も近い!

のです